Shimesaba-ba blog

大手日系企業で経営管理や経理業務を行い、英語や海外とは無縁な状態から海外で業務を行い、グローバル企業へ転職。英語、経営管理、ビジネスについての経験や学んだことをアウトプットします。

中学生でもわかるインフレとデフレの違い

コロナ渦でデフレになるかもしれないと

言われておりますが、

 

インフレとデフレって

理解できますか?

説明できますか?

 

正直私はできていませんでした。

 

インフレは何となく良いイメージ

を持っていましたが、そうではないです。

 

今日は経済の基本インフレとデフレの違いと、

3種類あるインフレのうち、

2種類は悪いインフレという話です。

 

この記事をを見ることで、自信をもって

子供にインフレやデフレを説明できるようになります。

経済のニュースがより理解できるようになります。

f:id:Shimesaba-ba:20200731181547p:plain

 

インフレとは

モノの価値が上がること

→需要が高くなって100円のマスクが500円

    でも売れるようになった。

お金の価値が下がること

→今まで100円で買えていたマスクが

 買えなくなった

f:id:Shimesaba-ba:20200731162017j:plain


デフレとは

モノの価値が下がること

→需要が落ちて100円のマスクが

 50円じゃないと売れない

お金の価値があがること

→今まで100円で1枚しか買えなかったが、

 今は2枚買える

f:id:Shimesaba-ba:20200731162304j:plain

 

 

なぜお金の価値が上がるデフレは良くない?

それは、お金の循環が滞るからです。

まず、世の中の消費の93%は住宅購入など
大きな買い物で占められています。

 

例えば、デフレで1年前まで車1台200万円
だったのが100万円になりました。

 

今まで200万円借入する必要があったけど
今は100万円で済む。

 

つまり銀行からの借入が少なくて済む。

銀行から市中へのお金が流れない。

 

また、国民の給料が下がって

高い買い物ができない。

そうすると企業の業績は悪化する。

 

すると社員の給料は下がる。

この繰り返しがデフレスパイラル。

こうしてお金の循環が滞る。

 

これに対して借入して欲しい銀行は
値下げつまり金利を下げて

もっと借りてもらおうとするので

デフレ時代は低金利になりやすい。

 

インフレ=良いわけではない

インフレには3種類あります。

2つの悪いインフレと

1つの良いインフレがあります。

 

悪)景気が悪くなる

→物価が上がって給料上がらない

悪)景気が良すぎる(バブル)

→極端に物価が高い状態、バブル崩壊リスク大

良)景気が良い

→物価が上がって給料も上がる


悪いインフレ2つ


1.モノは高いけど給料が増えていない状態

 

マスク100円が500円になった。

インフレとはモノの価値が上がることなので

これは インフレです。

 

日本の物価はどうなのかというと、

ここ5年程は上昇傾向にあります。

 

下記は2015年のモノの価値を100とした時、

各年でいくつになったかを示しています。

f:id:Shimesaba-ba:20200731175232p:plain

http://www.garbagenews.com/img19/gn-20190504-05.gif

 

物価があがれば一般的に好景気と思われる

こともありますが、そうとは限らないわけです。

 

それは給料が増えていないからです。。

f:id:Shimesaba-ba:20200731173659p:plain

https://chandraroom.com/average-wedge-japan

なぜこんなことが起きるのか?

 

デフレ脱却を目指した国の政策

ETFという日経の選抜225社の株を

政府が大量購入。

 

マスクと同じでたくさん買う人が

いると、商品の値段はあがる、

つまり企業の株価は上がる。

 

株価が上がるから投資家からお金を

呼び込めるので更に株価が上がる。

 

これにより企業の事業開発が

活発になり業績が良くなり、

社員の給料があがる!

 

予定だったわけです。

 

しかし、ふたを開けたら

給料は増えない。

 

いくら株価が上がっても、

政府による法人税の減税などの恩恵を受けても

会社は将来の先行き不透明な状況を見て、

 

給料を上げることができず

財布に入れたまま。

 

すると株価や物価だけあがっていて、

業績や社員の給料がそれに追いつていない。

 

これが今の日本の状態なのです。

 

国内外生産品で輸入品の物価高はOK

給料が増えていなく中で物価高は困ります、

しかし例外もあります。

それは海外輸入と国内外のソースがある場合です。

 

海外産のお米が物価高騰しても
国内で生産できるものであれば、

国内産のお米が売れるからウェルカム。

 

でも海外輸入しかない石油がもし

高騰したらその打撃を受けてしまう。

だから日本経済にとって石油価格

は重要な指標になるわけです。

 


2.過剰な需要がある状態(バブル)

景気はヒトの気持ちで大きく左右される。

まるで生き物のようなものです。

 

ちょっとしたきっかけで不安が不安を呼び、

好景気も一瞬にして弾けてしまう。


まとめ

インフレには3種類、内2種類が悪いインフレ

1.物価が上がり、給料もあがる

→通常の良いインフレ


2.給料が上がらず物価はあがる(今の日本)

→悪いインフレ

 

3.過剰に需要や物価が高い状態(バブル)

→悪いインフレ。

 急激なデフレを招く(バブル崩壊)

 

本日の内容はMUPカレッジの講義内容を

参照し、アレンジしたものです。

是非お父さんお母さんはお子さんに

説明してみてください。

 

良い週末を!