Shimesaba-ba blog

大手日系企業で経営管理や経理業務を行い、英語や海外とは無縁な状態から海外で業務を行い、グローバル企業へ転職。英語、経営管理、ビジネスについての経験や学んだことをアウトプットします。

利益計画するなら必見!専門専門知識なしでもビジネスプラン感応度分析をする方法とは?What if分析の使い方

あなたは会社で事業の中期計画や

担当する新規プロジェクトの今後数年先の

ビジネスプラン、つまり収益の見通しを

求められることはないでしょうか?

 

そして色んなシナリオを想定した

複数パターンを

用意して分析するケースもあるでしょう。

これが経営の肝である感応度分析です。 

 

いくつも前提条件があって、

それを力技で計算して

収益計画に落とし込むのはとても難しく

現実的ではありません。

 

そんなことは普通できないから、

あなたが超適当にエクセルで計算するか

ビジネスをよく知らない

社内の専門家に任せるか

何十万円を払って外部のコンサルに頼まないと

普通はできないと思いますよね。

 

実際私の周りでも

財務部やM&A担当部署以外の

人でまともにできる人を

みたことがありません。

 

しかしあなたが仮に財務モデリングの

専門知識がなくても

エクセルの機能さえ使えれば

十分あなたの新規プロジェクトや

社内のビジネスプランの

感応度分析はできます。

 

自社の競争力、該当マーケットの状況といった

実務に詳しいあなたがもし

ビジネスプランの感応度分析

を瞬時にできたら間違いなく

周囲を驚かせることが

できるでしょう

 

というのも実ビジネスを担当しているあなたが

経営の重要なスキルも使えるわけですから。

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感応度分析の例をあげて使い方をお伝えします。

2020年の売上を起点にインフレや市場環境を加味して

毎年5%で売上が上昇すると仮定します。

そして他の諸条件を踏まえて

2024年時の利益計画は

180,626万円となったとします。

 

その時に2020年の売上の起点と

その成長率が変化すると

2024年の利益がどう変化するか

見える化されています。

これが感応度分析の例です。

 

この例ではわかりやすくするため

条件付き書式設定を

入れて19万円以上に緑色、

18万円以下に赤色をつけて

わかりやすく整理しています。

 

他にも同じやり方で直近の見込みの振れ幅を

精査をするにも役立つでしょう。

 

これはエクセルのWhat if分析という機能を

使うことで実現しています。

2つの変数を縦軸と横軸に並べ、

それぞれ振れ幅を入力したら

あとは自動的に感度分析の計算がされます。

 

 

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What if分析の使い方

まずはPLを作っておきます。

ポイントはPLの外に前提条件を示した

ベタ打ちのテーブルを用意することです。

 

1.求めたい変数とそれに影響する変数2つを縦横軸に設定

求めたい変数(目的変数)を決めます。

今回は2024年の営業利益にとします。

そしたら同じシート内からそれを示しているセルを参照して、

マトリックスの一番左に入力してください。

そして営業利益に影響を及ぼす年次成長率を縦に、

売上を横軸に適当に数字を並べます。

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 2.What if分析メニューのデータテーブルをクリック

 マトリックス表をセル選択してから

What if分析メニューの"データテーブル"をクリックします。

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次にデータテーブルに参照形式で引っ張ります。

ここではベタ打ちになっている所つまり

前提条件がかかれたB列から売上と

年次成長率のセルを

それぞれ参照します。

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ベタ打ちセルを参照する

これで”OK”を押して終わりです。

あえていえばマトリックス表の左上にいれた

目的変数の180,626円を白色文字で見えないようにすると

より表が見やすくなるでしょう。

 

まとめ

ファイナンシャルな感応度分析は

専門知識や経験が必要とされがちです。

確かに特殊な地域、マーケットや新市場など

勘所が掴みにくい変数の設定などをする際は

プロの力が必要になるでしょう。

 

しかしあなたが行っている通常のプロジェクトレベルの

感応度分析ならエクセルのWhat if分析という

機能さえ使えれば、専門知識がなくても十分可能です。

 

専門化以外使える人があまりいないからこそ

ビジネスで実務をやっているあなたが

もし使えるようになれば

とてつもなく差別化できる

スキルになると確信しています。

 

あなたがもし業務で利益計画を

求めらているなら

What if分析は強力な武器になることでしょう。